ロボットシステム人手不足対応
協働ロボット活用による加工機2工程の自動化ソリューション
人手で行っていた加工機へのワーク投入・取り出しの2工程を協働ロボットに置き換え、省人化を実現
- 業種
- 製造業
- ソリューション
- 省人化
- システム
- ロボットシステム
事例の概要
導入先
空調機器メーカー
導入の背景
空調機器メーカーのI社は、省人化のため、プレス機複数台による加工を経て製作する部品のワーク投入と取り出し作業の自動化を検討していた。
スペースの都合で柵の設置が難しいことから協働ロボットを検討していたが、導入実績がなかったため、セットアップや動作のプログラミングはもちろん、安全の確保も手探り状態だった。
期の関係上時間的余裕はなく、迅速な仕様確定及びシステムアップが求められていた。
導入ソリューション
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協働ロボットJAKAを使用したマシンテンディングシステムを導入
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協働ロボットJAKAは2台の加工機へのワークのセット(マシンテンディング)と加工後の取り出しの2工程分を行う
- リスクアセスメントを実施した上で、IDEC製レーザースキャナ使用により、人間の接近を検知し接近度合いに応じてロボットが減速・停止を行うシステムを構築。適切な安全方策を実施
- ロボットシミュレーションソフトRoboDKの活用により、設計前からレイアウトやロボットの動作を検証することが可能となり、設計~現地作業までに必要な期間を短縮。発注から約2か月後の納入を実現
導入の効果
- ●2-3人必要だった工程が1人で担当できるようになり、省人化を実現
- ●状況に応じて人とロボットの交代も可能
- ●さらなる自動化のため、2台目の協働ロボット導入も検討中
使用製品・サービス
JAKA Zu12
IDECFS製ロボットハンド
IDECFS製移動式架台