ロボットシステム生産性向上農畜産・食品製造
フロア間の資材搬送自動化ソリューション
資材積載カートをAMRで自律的に牽引、倉庫フロアから一時保管フロアへの人手で行っていた資材搬送を自動化
- 業種
- 食品製造業
- ソリューション
- 生産性向上
- システム
- ロボットシステム
事例の概要
導入先
食品メーカーG社
導入の背景
食品メーカーG社では、作業開始時と終了後に資材を載せた台車を人手で運搬していた。
業務を効率的に進めるためには、業務時間外に資材を移動させることが求められているが、人手不足や作業者の負荷軽減の観点からも人手による作業では限界があった。
<お客さまの要望>
・倉庫フロアから一時保管フロアへの資材搬送を自動化したい
・2フロア間を台車が自律的に移動できるようにしたい
・既存の台車をそのまま活用したい
・作業者が不在の業務時間外に資材を移動させておきたい
・通常と繁忙期で搬送パターンの切替えができるようにしたい
導入ソリューション
- 自律走行搬送ロボット「MiR100」にトップモジュール「MiR Hook 100」を組み合わせ導入
- 制御盤を介してエレベーター−AMR間をシステムで連携、AMRがエレベーターで自由に昇降できるように
- 既存台車を改造設計
- 通常と繁忙期の2種類のプログラムを作成
- 台車の配列状況に合わせてピックアップ&ピックオフするプログラムを作成
導入の効果
- ●台車の新規入れ替えを行うことなく、既存の台車を改造して使用することができたため、導入コストを抑えることができた
- ●作業開始時や夜だけでなく、日中も必要に応じて台車を搬送することができるため、それまで運搬に掛かっていた作業者の時間をほぼすべて作業にあてられるようになった
- ●自動化により、業務効率を大幅に向上することができた
使用製品・サービス
MiR 100
MiR Hook 100
IDECFS製制御盤